自己紹介
魚の炭火焼き専門店
魚のえぞ吉
少し、語らせてください。
道産の魚が美味しいワケ
まず、魚のえぞ吉のお魚について。
魚のえぞ吉は、主に道産の魚介を仕入れ、加工販売しております。北海道の海産物は、なぜ美味しいのか。その答えは、北海道の豊かな自然にあります。
北海道は北東側をオホーツク海、南東側を太平洋、西側を日本海に囲まれ、あわせて6つの暖流と寒流が流れています。北海道の周りでは様々なところから流れ込んできたたくさんの海流がぶつかり合い、混じり合っています。
海流は栄養分を運ぶ役割も果たしており、多くの海流が混ざり合うポイントは栄養豊富で、海の生き物にとっては暮らしやすい環境です。
また、北海道は日本の最北端に位置しているため、海水も冷たく、海産物の身が締まり、魚などは脂がのるとされています。北海道でしか獲れない魚が多く存在するのはこのためです。
世界自然遺産のお魚
知床半島は、北海道の最北東部に位置する世界自然遺産であり、日本国内でも特に美しい自然を有する地域の一つです。
その豊かな自然と生態系の保全に注力されており、1996年にUNESCOの世界自然遺産に登録されました。この登録は、知床が世界的に貴重な自然遺産であることを認めたものです。
知床は、豊かな自然と多様な生態系が共存する美しい場所であり、日本国内外から多くの観光客が訪れる場所です。その壮大な自然景観と豊かな生態系が、知床の魅力を形作っています。
えぞ吉も、そんな知床に魅了された一人であります。豊かな自然はもちろん、初めて知床羅臼のお魚を食べたときの感動は今でも忘れられません。
その感動を伝えるべく、魚のえぞ吉では、そんな魅力ある知床羅臼から直接お魚を仕入れ、加工から販売まで自社で行なっています。
移動販売型って?
魚のえぞ吉のお魚の販売スタイルは、ちょっと変わっているかもしれません。
いわゆる、店舗を持たない「無店舗型」であり、地域を問わず、様々な場所に直接出向いて販売する「移動販売型」のお魚屋さんとして営業させていただいております。
店舗がないことでのメリットは、実はたくさんあるのです。
まず、様々な理由から、買い物に出かけにくいというお客さんのもとへ直接出向いて販売することができます。
また、昔のお豆腐屋さんや焼き芋屋さんのように、住宅街などをゆっくりと回って、ひとりひとりにお魚の魅力をお伝えしながら販売することができるため、お客さんとの距離がより近くなると感じております。
また。地域のスーパーなどにも出店させていただいております。
えぞ吉のビジョン
魚ばなれが進んでいる現状ですが、健康志向の消費者は増えているという調査結果が出ているのです。
えぞ吉はここに使命を感じております。
実際に、えぞ吉のお魚を買いに来てくださるお客様の声の中には、「魚を食べる機会が減っているけど、こうやって売りに来てくれると魚を食べようと思える」とのお声を多くいただいております。
「魚は体にいいってわかってるけど、正直、魚を調理したり、食べるのって、ちょっと面倒くさい。」
その気持ち、わかります。
でも、もし、えぞ吉がきっかけとなって、たまにはお魚食べてみようかな?と思っていただけたならば、お魚屋さんとして、本当に嬉しい限りです。
せっかく海に囲まれた北海道にいるのだから、お魚の魅力をもっと伝えたい。お魚をより身近に、今までよりほんのちょっと興味や関心を抱いていただけるようにという想いで、魚のえぞ吉はお魚を運んでいます。
店主から一言
はじめまして。
魚のえぞ吉のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。店主の樽美(たるみ)です。
僕は、新潟県出身で、子供の頃はよく素潜りをしては魚やカニを捕まえて家に持って帰ったり、大人になってからもよく海や川に釣りにいっては自分で魚を捌いたりして遊んでいました。
その経験がこのようなかたちで活きることになるとは、当時は思いもしませんでしたが、大好きな魚に関わるお仕事ができてとても嬉しく思います。
初めて北海道の魚を食べた時のことは、今でも鮮明に覚えているくらい、その美味しさに感動しました。そしてこの豊かな自然には、何年住んでみても心動かされ続けています。
この北海道の魅力を、お魚を通して、道内の方へはもちろん、道外の方や、海外にまで、世界中の人に伝えたい。そんな大きな夢が「海の宝を、おすそわけ」という一言に詰まっています。
このコンセプトのもと、皆さんに美味しいお魚をお届けできるよう頑張ってまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。